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桐の製材

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先日戴いてきたきた桐の丸太を製材しました。

いつもお世話になっている飛騨の製材所。
ここの社長はホントに木が好きで、商品価値がないのはわかっていても個性のある木を市で買い込んできてしまう人。

商品価値のある木というのは均質で量産に向いているもの。エンドユーザーにとっていい悪いではなくて作り手にとって使いやすいかどうかなんだよね。


だけど僕自身、はみ出して生きてきたから、尺に合わないいびつな木に惹かれてしまう。

そんなんで、製材所の社長から「こんな木があるんだけど..........」って連絡が入る時は癖が強くて誰も買い手がつかない時ばかり(笑)。

そんな付き合いの中から”パンゲアテーブル”が生まれたわけで.........。



この桐の丸太の由来を話したら目をほそーくして喜んでくれて「そうか、そりゃ大事にしんとなぁ」と、丁寧に製材してくれました。




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桐の木は他の広葉樹と違って、製材した後、乾燥させるときに雨ざらしにします。
材の中に含まれている「アク」を流しだすためです。

「アク」は反りや変色の原因になるので桐のように強度を求めない材ではしっかり洗い流します。

僕が多用している栗などは、アクを落としすぎると強度や時を経た際の艶の深みが減る印象があるのですが、桐ではしっかりアクを流しきると絹のような白さと煌めきのある材になるのです。

家具をつくるまでにこうした知恵が積み上げられているんですね。
今回、桐の丸太を運ぶところから、製材、乾燥まで自分で関わってみて、一つの家具ができるまでたくさんの時間と知恵が集積されているのだと改めて実感しました。

この知恵が育まれた歴史、木が育ってきた時間。それを想うといいものを作らねば!!と心あらたまる思いがします。
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by daifunka_blog | 2010-03-29 22:19 | 入荷しました!

ミラーと額縁

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10cm×14cmの小さなミラー。たくさん作りました!!
なら、せん、たも、くるみ、かえで、くわ、秋田杉、ひのき、さくら、けやき、ブラックヲルナット、アフリカンパドック、ローズウッド、チーク。


いろんないろ、いろんな手触り、におい、、、、。木の個性をたのしむ。

作っていると味わえること。

幸せです。







下はアフリカンパドックの額。

飛騨では家の入口に絵馬を飾ります。外から内に向かって走りこむような向きに「家内繁盛」などの福袋を背負った馬や牛の絵を飾るのです。

これは以前、高山に遊びに来られて絵馬を知った福島のお客様からのご注文。

賑やか、盛大なをイメージして真紅のアフリカンパドックで作りました。両端が白いのはパドックの木が皮に近いところが白く2トーンになっているから。1っぽんの木の中に全く違う色が隣り合っているんです。


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by daifunka_blog | 2010-03-12 16:45 | 新作、オーダー家具