最古の職人技



あんまり暑いので仕事を昼で仕舞って森の奥の渓流に行ってきた。
ここは下呂石と言って縄文時代から石器を作るのにつかわれる石が出るところ。

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早くも小さな下呂石発見!

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石を裏返すと沢蟹。沢蟹は水に放して、わさびが生えていたのでゲット。

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矢じりを一度作ってみたことがあって、これはなかなかの職人技だと実感した。僕が作った矢じりはごつごつして厚いのだが縄文人の手になる矢じりは透けるほど薄く、表面は一面にさざ波のような細かな凹凸で埋められている。

これは誰でもできる技じゃないと確信した。きっと当時にも石器つくりがうまい人、下手な人がいて、うまい人は他の人の分まで作っていたに違いない。石器職人である。
世界最古の職業は石器職人だった!

モノづくりに携わる自分としては、この最古の職人技を身に着けて「伝統の技を受け継ぐ~」と名乗ってみたいものだ。



今回はうちの末っ子も同行。彼の夏休みの工作でもあるので。
こうして原材料から取りに行くと、石器がただのモノではなく、森や渓流の音、匂い、冷たさ、蜘蛛の巣や沢蟹、魚と結びつく。
こういった経験はモノに囲まれて暮らしが浮遊しがちな現代において、地に足をつけ現実を見失わない標になるのではないかな?と願う。

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さよなら川の神様。たくさんの石をありがとう♪
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by daifunka_blog | 2014-06-02 10:41 | 飛騨暮らし
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